Right-EAR スピーカーボックス :ライト・イア

 

スピーカーボックスを使うことのメリットとデメリット

 スピーカーユニットをどこにも取り付けず、宙に浮いた状態で音を出したらどんな音がすると思いますか? 口径16cm 程度のコーンスピーカーだったら甲高い音はしても低音はあまり出ないでしょう。

コーン紙が大きく振動しているのが見えても低音はそんなに大きく聴こえないでしょう。 つまりコーン紙の表と裏の圧力の変化が逆なのでそれが周辺から回り込んで打ち消してしまっているから低音が聞こえないのです。 しかしそれをスピーカーボックスに入れると裏側の圧力の変化が表に伝わりにくくなるために、打ち消しはおこりにくくなり、大きな音が出ることになります。その意味でスピーカーボックスはとても重要な役割を果たしています。




 さらに、スピーカーボックスは太鼓の様にある音程で共鳴します。
この共鳴する周波数をスピーカーを取り付けた状態で再生できる低音の限界近くに合わせることで、再生できる低音をより低い方までのばすことができます。 このように一般的なスピーカーシステムはスピーカーボックスの特性を利用して作られています。 他にもいろいろな方式がありますがここでは省略します。

 ここで問題となるのは、この太鼓のような共鳴を利用しているため、短い衝撃的な音でもボーンと太鼓の様な音になってしまうことです。 極端に言えばピアノの低音も太鼓の音の様になってしまう可能性があります。