全面ダイレクトドライブ(WSDD)方式とは
WSDDスピーカードライバー構造
このビデオは、デモ用に作った中を見ることができる特別の WSDDスピーカードライバー を実際に音を出しながら説明しています。WSDD 方式の内部構造が分かります。
面全体から音波が発生する
振動板にプリントされた回路パターンに、アンプの音声出力のパワーで電流が流れます。
その時に発生した力で振動板を動かし、それが振動板付近の空気を圧縮伸長することで空気の疎密波、つまり音波が発生します。
振動板全体が直接同時に駆動されることで、面全体で空気の疎密波を作りだします。
普通のコーンスピーカーの場合には、中央部のボイスコイルで発生した振動をコーン紙全体に伝え、そのコーン紙が動くことで音波を発生します。ここで問題なのは、中央部の振動を、コーン紙の端まで正しく伝えられるかどうかです。大抵の場合にはこの過程で不規則で不要な振動をすることで再生される音波がひずんでしまうことです。
基本的な構造はこれだけ
1998年ごろ、PROTRO社(浜松/静岡県)の奥田氏が「平板スピーカー」として発明しました。
このビデオは奥田氏本人が構造を説明しています。
現在 PROTRO 社は存在しませんが、ライト・イア合同会社がその技術を引き継ぎ「全面ダイレクトドライブ(WSDD)方式」として、研究開発を続けています。この技術に興味を持たれた方はお問い合わせください。